2013年から約3年間も休館、改装工事をしていたSFMoMA(サンフランシスコ近代美術館)。2016年5月14日にリニューアルオープンしたばかり。SFMoMAについての記事はたくさんあるため、特に書きませんが、とーーーっても良かったです! 今日書きたいことは、Google Glassをデザインした人について。
Goole Glassをデザインした1人は1988年生まれ
SFMoMA内には、記憶に新しい初代「iPhone」や「Google Glass」が展示されていました。そこで気になってしまったのは、Google Glassのデザイナーの1人である、Matty Martinさん。彼は1988年生まれであり、Google Glassを作った時は24歳であったという事実に驚きました。若さに関係なくチャンスがあるGoogleは、やっぱりすごいですね。
そんなことで、デザイナーのMatty Martinさんについて調べてみたところ、LinkedInにヒット! Googleは2014年に退社しており、現在は「Stable Goods」という会社を立ち上げられ、また「Shapper」という会社でリードデザイナーをされているようです。それぞれがどんな会社か見てみましょう。
Stable Goods
The Pintという、グラスにもなるボトル?(ボトルにもなるグラス?)を作っているようです。ありそうでなかった、とても使いやすそうなデザインですよね。2016年2月にKickstaterでクラウドファンディングをしたところ、目標金額100万円の十倍、1000万円が集まったようです。現在は、一つ32ドルで販売されています。
Stable Goods
http://stablegoods.co/
Shaper
Shaperは、ルーターという木を切ったり、削ったりする電動工具。それの手持ち型らしい。ルーターと言われてもピンと来ないので、手持ちがどれだけ素晴らしいのかわかりませんが、素晴らしいようです汗汗。2016年6月に開催されたMaker’s Fairにも出店していたようで、その興奮をブログに書いていた人がいましたよ。ちなみに、まだローンチされていないとのこと。
SHAPER
http://www.shapertools.com/
どんな新しいプロダクトも「親しみ」が大切
とても活躍されているMattyさんのインタビュー記事も発見しました。それはまた別のプロダクトのものだったのですが、どんな新しいプロダクトやプラットフォームをデザインするときでも、大切にしていることは「親しみやすさ」とのこと。
Working at Google [x] on Glass, I learned a great deal about how people interact with technology products of a new category. No matter how new or advanced your product or platform is, it is important that it is still familiar and approachable.(記事を読む)
今まで全く無かったテクノロジーを使ったプロダクトが、見たこともない形でローンチされても、なかなか受け入れられないので、とても共感です。これからも彼が作る「親しみ」があり、新しいプロダクトにワクワクしますね!
関連リンク