SnapchatのSnap Mapは楽しいけど、もう一歩頑張って!!

今回のLA滞在でやりたかったことの一つに「Snapchatを使い倒すこと」がありました。ShapchatはLA発の企業というだけですが「日本で使うよりもっと情報があって楽しそう」と思ったからです。特に今年6月にリリースされたSnap Mapを使い、盛り上がっている場所を巡ってみようと思っていました。使ってみて気づいたことをまとめました。

ヒートマップから行き先を決めよう!

ロサンゼルス国際空港に到着したのは午前10時前。空港からどこに行こうかなーとSnapchatのストーリー画面をピンチし、Snsp Mapを開きました。その日は日曜日だったので、色んなイベントがあるんじゃないかなー?と期待していた所、赤くなっているところがあるある。やった!狙い通り!!

▲Snapchat Map(私のbitmojiアバターが地図上にいます。空港にいるときだけキャリーバックを持っていました)

どういうロジックでヒートマップを作成しているかはわかりませんが、たくさん投稿があるところ(or ユーザーが居る所)に赤く色づく様になっていると思われます。イベントがあるところは丸いサムネがあり、横にイベント名が記載されています。いいな!と思ったのは、イベント名の後ろに絵文字で 「🎶 」や「⚽ 」がついていること。いずれも、「コンサート」「サッカー」を意味しており、ひと目でどんなイベントかわかります。

イベント名は、人力で運用しているのではなかろうかと思います。というのも、投稿時にイベント名を書くところがないし、ストーリーの動画を見てもイベント名の入ったジオフィルター(緯度経度に紐付いたスタンプのようなもの。位置情報により異なるフィルターが出てきます)が見当たらないので、そうするしかないような。。。事前にイベント情報APIなどから名前を引いてきて、そのイベント時間と緯度経度から投稿をまとめているのかもしれないです。

イベント名をタップするとそこでユーザーが投稿したストーリー動画が再生されます。ちなみに、イベント名がないところをタップしてもその近くで投稿されたストーリーが再生されるようになっていました。

ストーリーを観はじめて、嫌な予感が一気に押し寄せる

どこに行こうかな!とストーリーを見始めました。

左上のイベント名下にある投稿時間に目をやると、いずれも12時間以上前。。。前日のイベントがヒートマップで赤くなっていたのです。

1時間前があったー!と思ったら、HOLLYWOODの看板の裏が見える公園。こちらは常に人で賑わう観光地。うーーーん。

このように、現在進行系のイベントを見つけるのは非常に難しい。「こんなことがこの街であったんだよー」ということを観ることには長けていますし、観ていて面白さも感じます。ただ、現状は基本的に過去モノでした。

実際にどのように見えるの?

私がLA滞在中に行きたいと思っていた「Museum of Ice Cream」が地図上にあったので録画してみました。(このイベントは昨年夏NYで開催された大人気イベントで、現在LAで開催されています。LA滞在が決まり、真っ先にチケットがあるか確認しましたが、イベント終了の10月まで既に完売していました。9月にSFで開催されるようでチケットはまだ販売されていませんでした、SFにいる人は狙い目です!)

ストーリーを見てみると、こちらのイベントにはジオフィルターがあるようですね!

SNS投稿を地図に重ねるサービスはこれまでもあった!?

Snapchatの地図を使っていて、Twitterのツイートを位置情報でマッピングした地図を思い出しました。Twitterの場合、Twitter自身が展開しているサービスでは無かったことも要因かと思いますが、「地図から投稿をみる」という動作の連動が悪かったです。また、基本的に画像やテキスト情報だったこともあり、たくさんツイートがあるエリアはわかるものの、一つ一つクリックしないと内容を見れませんでした。使い難さから、長くみるには根気が必要でした。

Snapchatの場合、テキストのみの投稿はないですし、動画や画像は全て同じサイズです。関連した投稿動画・画像がまとめられ、一つの動画のよう再生されます。この再生方法は、Snapchatのストーリーでずっと運用されていた方法ですし、今ではInstagramでもおなじみですね。

ヒートマップになっていることにより、タップする場所で迷うことも少なく、一度のタップで複数の動画が勝手に流れてゆくのがとても心地よいです。似たようなサービスはありましたが、Snapchatの地図体験はとても新鮮に感じました。

SnapchatにはTwitterのようにRTなどがないため、一つしか投稿がないいけど注目すべき投稿があっても見つけることが難しそうです。流れてくる動画に「いいね」などを付けさせると一つしか投稿がなくてもなくても反応がいいものはイベントとして載せられることもできそうです。(ヒートマップにはならないため大人気という枠になるのかなぁ・・・)また「いいね」があると、同じイベントに沢山投稿があった場合、評価の高い動画をストーリーの頭に持ってくる事もできますね。ただ、どんなアクションで「いいね」させるかは大切です。現状、タップもフリックもそれぞれ意味があり、「いいね」機能をつけるとさらに複雑になってしまいそうだからです。

災害やニュースを伝えるのに適している?

滞在中、何度も何度もこの地図を開き「なにか面白いものがあれば行こう!」と思っていました。結局、どこに行くこともなかったのですが、その時見つけたのがこの投稿。火事です。紫色で「Fire on Santee Street」と書かれているところをタップすると、火事の様子を撮影した動画がどんどん流れてきました。

▲オススメイベントは紫色になるようですね。今回オススメは不謹慎ですが・・・

▲いろんなユーザーが投稿したストーリー動画たち

▲News専用のジオフィルターもあるようです。具体的な住所も入っていますね。

そういえば、ツイートを地図上にマッピングする方法も東日本大震災の際に大活躍していました。当時は、被害状況や、どこに何がある/ないなどがマッピングされていました。具体的な場所が知りたい場合、Snapchatのように丸めてしまうとわかりにくいかもしれませんが、事件・事故・災害などのニュースの見せ方として適していると思いました。なんとなく、リアルタイム検索結果を地図から見ているような気分になりました。

地図ではわからないメインストリート情報がわかる

混雑情報をヒートマップでみせる手法に似たものですが、Snapchatの地図からも同様なことがわかります。下記画像はサンタモニカの地図なのですが、青くなっているところが人通りが多い道だとわかります。

 

結論:新しくて、楽しくて、ひまつぶし効果も絶対ある!

最後にもう一つ触れたいポイントがあります。それは、地図アイコン! 地図データ自体はmapboxがベースになっているのですが、位置情報のアイコンが絵文字になっているのです。こういうところ、非常にSnapchatらしくて好きです。なんで今まで気づかなかったんだろう?と思うくらいいいアイディアだと思いました。これだけで若者の地図っぽい感じがします。

よくSnapchatは、よくわからないUIで迷子になると言われがちですが、地図でのストーリーは使いやすく、色々観てみようという気分になりました。(地図を開く方法は、最初とても不思議な気分になりましたw)

今後の課題は、常に人が多い観光地や過去のイベント情報ではなく、リアルタイムのイベントをどれだけ見せられるかだと思います。それが出来るようになれば、ますますユーザーは増えるし、滞在時間は伸びるし、再訪率も高まるでしょう。もちろん、そこを目指していると思うので、どんどんブラッシュアップしてほしいです。

そして、東京もイベント情報が増えると嬉しいなぁ・・・まずは東京のユーザーが増えないといけないですね。これから、InstagramやFacebookがさくっと同様のサービスを作ってきそうな気もしますが、Snapchatはいつも新しい体験を提供してくれる会社なので、今後もいろいろ我が道を走ってほしいです。

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